2013年11月23日は、京都市未来まちづくり100人委員会(以降、100 人委員会)*1が月に1度開催している会議の日でした。この会議が終わった後、委員のみなさんに少しだけ残っていただき、2020年(オリンピックイヤー)の日本の将来像についてアイディアを募りました。
最初に、PESTIメンバーの森が、対話型パブコメや今回テーマとしている夢ビジョンに関する趣旨説明をしました。また、アンケート用紙に記入をする中で出てきた疑問には、アンケート実施担当者の3人が1つ1つお答えしました。
*1 京都市未来まちづくり100人委員会は、京都のまちづくりについて市民自らテーマを設定し、多様な観点から議論し、その結果を提言するとともに、自ら発信・実践を行っている委員会で、幅広い分野の市民が参加しています。
開催概要
おでかけ先 | 第4期京都市未来まちづくり100人委員会 第19回定例会議 |
---|---|
開催日時 | 2013年11月23日(土曜日)16:30-17:00 |
開催場所 | 京都御池創生館 地下1階 研修室 |
対象 | 京都市未来まちづくり100人委員会の委員&事務局メンバー |
事前申込の有無 | なし |
参加費 | なし |
アンケート回収数 | 37名 |
意見産出情報
アンケート 実施担当者 | 森 幹彦(PESTIメンバー)、越村 美保子(パブコメ普及協会)、 杉山 将崇(PESTI研究協力者) |
---|---|
回答者属性 | 男女比 年代(人) 「科学・技術への関心」セグメント(人)*2 |
アンケート 実施の特徴 | 特徴1:京都市未来まちづくり100人委員会にも参画している森と越村が、運営本部と相談をした上で実現した。 特徴2:定例会議の前日に、アンケート実施のお願いを100人委員会のメーリングリストに流した。 特徴3:実施当日には、PESTI研究協力者の杉山が「卒論に使うので」というお願いもした。 |
お礼 | なし |
*2 夢ビジョン2020では、科学・技術への関与という観点からセグメンテーション(グループ分け)を行いました。参加者にみなさんには、3つの質問に答えていただき、その回答パーターンから6セグメントのどこに当てはまるのかを判定しました。科学・技術への関与が一番高いセグメントは2(Seg2)、一番低いセグメントは5(Seg5)です。
ヴィクトリア州(オーストラリア)が考案したセグメンテーション法であることから、ヴィクトリア(Victoria)の頭文字をとり、本ウェブサイトではVSegと表記しています。
専門的な内容については以下をご覧ください。
加納圭ら(2013)「サイエンスカフェ参加者のセグメンテーションとターゲティング:「科学・技術への関与」という観点から」、科学技術コミュニケーション、13、3-16
http://eprints.lib.hokudai.ac.jp/dspace/handle/2115/52850
((夢ビジョン(2020年の日本の将来像)))希望のある日本
女性/60歳代/福祉/VSeg4/((夢ビジョン(2021年の日本の将来像)))「おもてなし」ができる人が多くいる
男性/-/福祉( )/VSeg4/((夢ビジョン(2022年の日本の将来像)))日本人にとっても、オリンピックを観戦に来た外国の方にとってもきもちよく過ごせるまち
女性/20歳代/会社員/VSeg5/((夢ビジョン(2023年の日本の将来像)))日本の文化と外国の文化がそれぞれ発展していけるような国
女性/20歳代/公務員/VSeg5/((夢ビジョン(2024年の日本の将来像)))放射能で誰も悩まなくなること
男性/-/公務員/VSeg4/((夢ビジョン(2025年の日本の将来像)))伝統技術が世界に認知される
男性/-/自営業(旅行業)/VSeg5/((夢ビジョン(2026年の日本の将来像)))経済的安定
女性/30歳代/アルバイト/VSeg4/((夢ビジョン(2027年の日本の将来像)))人類が平和に暮らせる社会
男性/-/地方公務員/VSeg4/((夢ビジョン(2028年の日本の将来像)))美しいまちなみの再構築
男性/-/公務員/VSeg4/